第4回 すけぞうで「日本酒を楽しむ会」
○開催日:2006年7月8日(土)
○酒蔵:宮城県栗原市「萩野酒造」
○協力:青葉区仲江「いづみや」

 今回の日本酒の会は金成の萩野酒造です。
すけぞうでは以前から取り扱っていたお酒ですが、最近おつき合いを始めた仲江のいづみやさんから仕入れる萩の鶴の評判がすこぶる良く、また蔵元さんとのおつき合いも長いということで、お願いすることとなりました。

 当日、 開催時間に遅れることなく参加者ほぼ全員が集まるという、珍しく気合いの入った状態でしたが、肝心のいづみやさんが仕事で遅れ、仙台時間で始まるいつものパターンはやっぱり覆せませんでした。

以下は当日用意されたお酒です(解説:いづみやのおやぢ)。

◆ 萩の鶴

●純米大吟醸

美山錦40%精米。しっかりとした香りと、クッキリした味わい。しかも品良し。前年仕込みの熟成酒。まろやかです。

●純米吟上

美山錦50%精米。新酒も去年より旨味出てます。穏やかな香り。しっかりとした酸が、今後の塾生に寄与しそう。

●冬水たんぼ ひとめぼれ純米

冬水たんぼによる、ひとめぼれ60%精米。今年初登場。まだ堅めですが、とてもきれいな酒質。蔵本完売。
※水鳥を活用した「冬期湛水田」で収穫された有機無農薬米(ひとめぼれ)で仕込んだ無農薬純米酒。
 冬期湛水は、冬に田んぼに水を張ることで、ガンや白鳥などの渡り鳥を呼び込み、鳥の食餌による耕起作用やフンの肥料効果を促す、環境に優しい稲作。
ちなみにラベルは蔵元、佐藤曜平さんの友人の筆による物だそうです。



●極上純米 生&火入れ酒

蔵の華の50%精米。生酒は特注にて分けて頂きました。程よい香りと、ノリの良い味わい。とてもやわらかい。火入れ酒のほうは端正さの中にキチンとした旨味あり。

●マル秘のお酒
10年以上の古酒で、非売品。蔵にもあと10本無いかも、という貴重品。
味は筆舌に尽くしがたく、見事としかいえません。いづみやさんも始めて飲んだそうで、1本でいいから預からせて!!!と蔵元さんに迫っていたくらい。

◆すけぞうの酒肴

自家製手作りおぼろ豆腐、豚バラトマト巻、天鰈アーモンド揚、枝豆
活タコ紅葉おろしポン酢あえ、海ぶどう、本マグロ・ウニ・蝦蛄の刺盛
特大あさりのホイル焼、冬瓜と手羽先の煮物、イカスミのおにぎり、サファイア茄子の糠漬・・・等





★今回お世話になった酒蔵さん
萩野酒造(株)(宮城県栗原市金成)
TEL 0228-44-2214
〒989-4806 宮城県栗原市金成有壁新町52

岩手・宮城の県境「金成」の蔵元「萩野酒造」は、江戸時代天保年間創業以来160年以上の歴史と伝統を守り続ける老舗ですが、常に新しい酒造りに挑戦し続けている蔵でもあります。
多くの鑑評会における受賞歴、そしてなによりも全国の愛好家からの高い評価が、この蔵の酒質の高さを物語っています。


詳細は→仙台名店ドットコム/宮城の酒蔵公認ページ 地酒を楽しむ会宮城
萩野酒造(株)(佐藤 曜平さん)

お酒の説明をしていただいたのは次代の蔵元をめざす「佐藤曜平」さん。酒造りに関する様々なアイディアを語る姿には、これからの新しい萩の鶴を造り出してくれそうな予感と期待を抱かせてくれるオーラを感じます。

★いづみやのおやぢ=佐々木健一さん

仙台市青葉区仲江2-3-28
TEL 022-223-3792

「わりと酒屋をやってます」という通称「いづみ屋のおやぢ」こと佐々木健一さんは、市内仲江の酒屋さん。
宮城の地酒にこだわり、「蔵元さんからお預かりした酒をベストな状態でお客さんにお渡しするのが自分の仕事」という言葉通り、温度・湿度の徹底した管理と開封に適した時期を確認してから店に出すという徹底ぶりに、蔵元さんからは絶大な信頼を得ています。

東北地酒横町「いづみやのおやぢ」コラム